【#15】見た目フワッ、中はジューシー。お店のようなハンバーグを家で作る2つのポイント

2016.11.05

28歳、OL。花嫁修業、初心者。
仕事の忙しさを言いわけに、料理なんてほとんどしたことがない。

そんな主人公が、友達以上・母親未満の頼れる存在"きみママ"にアドバイスをもらいながら、彼の胃袋を掴むべく奮闘、成長していく様子を描いた、簡単レシピ連載。

エピソード#15/じゅわ〜っと肉汁あふれる、ふっくらハンバーグで虜に

金曜日、時刻はPM5:00。「今日なに食べたい?」って彼にLINEを送ったら、「ハンバーグ」という返事とお腹を鳴らしたくまのスタンプが返ってきた。

ハンバーグはどうしても手間がかかるイメージがあって、今までなんとなく避けてきたメニューの1つ。でも、彼に「OK!」って勢いよく返事しちゃったし、この機会に作れるようになりたいな。

きみママに相談すると「2つのポイントを押さえるだけ。見た目フワッ、中はジューシーなハンバーグ」を教えてくれた。

きみママいわく、こねる前に肉をしっかりたたくことと、焼いているときの音を聞いてタイミングよくひっくり返すことがおいしいハンバーグを作る2つのポイントなんだって。

■1つ目のポイントは肉をしっかりたたくこと

出典: 編集部撮影

1.玉ねぎをみじん切りする。
2.  ひき肉250gを包丁でねばりが出るまで切るようにたたく。たたき終わったらボウルに移しておく。

【きみママポイント①】
玉ねぎをみじん切りする時は、根元を残して放射状に3mmくらいずつ切り込みを入れて(写真1赤線)から縦方向にスライスしていきましょう(写真1青線)。玉ねぎの山ができたら、包丁の先を指で押さえて、まな板にバウンドさせるようにしてさらに細かく刻むのよ。(写真2)

出典: きみママ

【きみママポイント②】
包丁で肉の繊維を断ち切るようにたたき、包丁でこねるように返しながらさらに切りましょう。この手間をかけることで、繊維に大粒小粒のバラつきが出て、ふっくらするわ。

出典: きみママ

出典: 編集部撮影

3.フライパンにバター5gを溶かし、刻んだ玉ねぎを透明になるまで炒める。
4.玉ねぎの粗熱がとれたらひき肉の入ったボウルに入れる。
5.生卵生パン粉ナツメグ胡椒をボウルに入れる。生パン粉は玉ねぎと同じくらいの量を使用。
6.片手でボウルを回しながらこねる。手をパーにして底から持ち上げ、グーにして押し込むようにする。
7.手のひらで肉の表面をたたいて空気を抜く。
8.1人前の量をとり小判型をつくる。中心を少しへこませる。

【きみママポイント③】
玉ねぎは炒めることで甘みが増すわよ。このひと手間をかけることで、ハンバーグの旨味が格段に変わるわ。

出典: きみママ

【きみママポイント④】
生パン粉の量でハンバーグの食感が変わるから、お好みで調節してね。パン粉が多いとやわらかくふっくらした食感に、少ないとジューシーで肉々しい食感になるわ。

出典: きみママ

肉をこねているうちに、だんだん楽しくなってきた。鼻歌を歌いながら小判型に整えていたら、帰ってきた彼に「テンション高いね」って笑われちゃった。ハンバーグ、今度は彼と一緒に作るのも楽しそう。

■2つ目のポイントはフライパンの中の音に耳をすませること

出典: 編集部撮影

1.フライパンに油をひき、火をつける。
2.ハンバーグのタネを入れ、中火にしてフタをする。
3.パチパチと音がしてきたら火を弱める。
4.音が大きくなり、肉の上の方まで白っぽく色が変わってきたらひっくり返してもう一度フタをする。
5.同じ火加減のままさらに焼き続ける。肉の真ん中がふわっと盛り上がり、透明な肉汁が出て来たら火を止める。
6.好みの味付けやトッピングをしてできあがり!

【きみママポイント⑤】
フタをするときの火加減は必ず中火にしましょうね。強火だと表面だけ焦げてしまうし、弱火だとせっかくの肉汁が外に出て台無しになってしまうわ。

出典: きみママ

【きみママポイント⑥】
大根おろしとポン酢で和風、トマト煮込みでイタリアン風など、色々なバリエーションを楽しめるのがハンバーグのいいところ。

出典: きみママ

出典: 編集部撮影

今回は欲張って、和風トマト煮込みの2つのハンバーグを作ってみた。彼から「予想以上!」と評価をもらって、それだけでお腹がいっぱいかも。

食べ終わったあと、「ハンバーグって子どもも好きだよね。すごい喜びそう」と彼。何気なく言っただけなのか、深い意味があるのか…。表情を探ってみたけど、よく分からなかった。

きみママ、ありがとう! 次は何を作ろうかな。

◆きみママ Profile
フードカウンセラー きみママ。北参道に店を構える食のセレクトショップ・はらじゅく畑の店主。雑誌での連載やレシピ本の出版、イベントの開催など多方面で活動。多くの有名人がブログでも紹介している。簡単な家庭料理を教えてくれる「お料理教室」や、家族の健康を守る立場になった(なる)女性のための「花嫁修行塾」を開催。

◆撮影協力/UTSUWA

text : by.S編集部

Edited by by.S 編集部

女性の美しさを後押しする"ファッション・美容"情報をお届け。

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