「面倒な生理が、月1で来るのは当たり前。生理痛も仕方がないこと…」だから我慢と思っているひとは、結構多いはず。軽減できる方法があるなら、積極的に取り入れたいところ。今ではなんと、生理が3ヶ月に1回になるという優れモノのピルがあるのだとか。産婦人科医の宋美玄先生が、注目の画期的アイテム「超低用量ピル」について語ってくれた。
体にとって、本当に“自然な状態”ってどういうこと?
昔は、10代でお嫁に行き、そこから子供を5人以上産んで、授乳をする間は生理がストップ。妊娠中と授乳中は生理が来ないから、その間に子宮を休ませることができる。けれど、現代の女性は月1で排卵と生理がやってくる…。それが負担となり、子宮体がんや子宮内膜症といった病気が増えていると宋先生は語る。体に負担をかけないために、生理の回数を減らしたほうがいいのかもしれない。
今月、妊活中ではないアラサー女子が、排卵してなんの意味があるのでしょう?排卵と月経を積み重ねていくことで、子宮は老化していきます。10代で生理になって、平均出産年齢は31歳。そこまで毎年、約13回の生理がムダに来るんですよ。
コメント: 宋先生
「生理は月1」の常識がかわる。巷で話題の“超低用量ピル”って?
最近では、避妊目的以外で低用量ピルを使うひとも増えてきているそう。女医さんの中でもピル愛用者が多いから、昔のような「ピルは怖い」という不安感もなくなってきている。最近では「超低用量ピル」が登場し注目を集めている。生理を3ヶ月に1回に抑えてくれるので、月経トラブルによる悩みを軽減してくれるのもうれしい!
120日間月経を抑えられる超低用量ピル。子宮内膜症や、月経で悩んでいた方に使われる薬ですね。
コメント: 宋先生
ピルを使うハードルはどんどん下がってきているし、何より痛みや不快感を抑えてくれるのがうれしい。出産のときまでは、子宮を温存しておくためにも、「超低用量ピル」は試してみたい画期的アイテムと言えそう! お守りアイテムとして常備しておきたい。
取材協力/産婦人科医 宋美玄先生
「薬は自然じゃない」という人がいるけれど、現代のアラサー女子が、初潮から今まで年に約13回、月経を迎えているというのが、果たして自然なんだろうか? と考えてみて。昔の女性なら、とっくに何人も子供を産んでいる年頃。妊娠と授乳のくり返しで、生理はずっと来ていない人が多かったんです。
コメント: 宋先生