• 心地よく暮らす、ということ。STORYのある女

1クリックで“欲しい”が手に入る今。服のプロ的「スマホ画面じゃ伝わらないもの」って?

2017.12.10

今の時代、スマホひとつでほとんどの欲しい情報が手に入る。ファッション業界でも同じこと。InstagramやTwitterなどのSNSでは、常に新しい情報が動く。

そんな今だからこそ、スタイリスト/ライフスタイリストの大田由香梨さんが特別に感じていること…それは、海外で開催されるファッションウィークに出向き、楽しみ、空間全体からファッションを感じること。それこそがお金で買えない特別な経験であるという。

ファッションウィークに出向くということ

ファッションウィークとは、各ブランドによる新作発表会・販促展示会であるファッションショーのうち、約1週間 にわたって開催されるイベント。

このファッションウィークに出向くことが、大田さんにとっての“特別”なのだそう。

期間中のファッションショーは今やオンライン配信やSNSを通じてリアルタイムで見れてしまう時代。だけど、現地に直接出向くことは便利以上の価値があるんだって。


まず、期間中は街全体が盛り上がり、ショーの会場外でも多くのセレブやモデルが集っており、おしゃれを楽しんでいるのを見ることができる。

まるでショーから飛び出してきたみたいな、街を行き交う人々に目を奪われる…! 街にいるだけで刺激を受けるなんて、素敵。

招待客さえキャストの一部のように感じる

いざコレクション会場へ。そこにいる、招待客にも注目。彼らも、ショーの開催ブランドのアイデンティティを意識したコーディネートで来場している。まるで、ショーのキャストの一部みたいに。

ショーの空間で感じる“熱量”を伝えたい

スマホ画面の中でトレンドやコーディネートだけをキャッチできるんだけど、会場、人、すべてがひとつになった時に、ファッションはここから全てが始まっているんだな~って、感じるんです。

コメント: 大田由香梨さん

現地で感じたファッションの熱量について、大田さんはこう話す。

誰でも行ける訳ではない空間で、スタイリストとして何かを掴んで日本に持ち帰り、どう伝えるかという責任や使命を感じるんです。デジタルの時代だからこそ、経験や体験でしか伝えられないものを伝えたい。

コメント: 大田由香梨さん

私たちのショッピングも、ECやSNSなど1クリックで“欲しい”が簡単に手に入る時代。そんな今だからこそ、わざわざ出向くこと、してみない?

日本でも近年開催されているファッションイベントやパーティーに、最大限のおしゃれをして参加してみる。また服が欲しいとき、お店に出向いて、服を手にとって、試着してみる。お店のひとと会話をする。そんな風に空間でファッションを感じることが、感度を磨くことに繋がるのかも。

取材協力 Stylist/大田由香梨

Channelバックナンバー

心地よく暮らす、ということ。STORYのある女

配信日:火曜日(不定期)

積み重ねて生きていきたい女性のための、衣・食・住 ストーリーの描きかた

text : 本山典子

supervised by

スタイリスト/ライフスタイリスト
大田 由香梨

ファッション誌のスタイリストとしてキャリアをスタート。のちにその経験をベースに、衣食住の全てをスタイリングする”ライフスタイリスト”として活動。
by.Sチャンネル「心地よく暮らす、ということ。STORYのある女」で火曜日(不定期)配信中!

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