「“シェーディング”は、するのが当たり前ですよ。」
とプロのメイクアップアーティストの本岡明浩さん。今のメイクした顔、もっと小顔に見せられるのかも…。でも、シェーディングってなんだか難しいイメージ。ポイントだけおさえていれば簡単に真似できる方法を本岡さんに聞いてみた。
プロが現場で使う、シェーディングに欠かせないアイテム
シェーディングをするときに欠かせないのは影を作るためのパウダーとそのパウダーをのせるためのブラシ。本岡さんおすすめは、NARS ブロンズパウダー 5101Nと白鳳堂のB509 ShSM パウダー丸ブラシ。
NARS ブロンズパウダー 5101N ¥4,000(本体価格)

出典: ライター撮影
NARSのブロンズパウダーは、ナチュラルに仕上がるのが特徴。赤味も少なく、自然な影をつくることができて、ラメ感もほどよく上品に仕上がる。

出典: 編集部撮影
白鳳堂 B509 ShSM パウダー丸ブラシ ¥10,260(本体価格)
白鳳堂のブラシはパウダーをふんわりとのせることができるから、歌舞伎役者のメイクのような「頑張って化粧しています。」感が出ない優れもの。本当にふわっふわで塗り心地バツグン。特にこのサイズはオールマイティに使える基本の1本なので、簡単にかつ自然にシェーディングをいれることが可能。
プロ直伝、簡単に小顔になれるシェーディングテク
小顔にしたいからといって、色をしっかり入れてしまうのはNG。最初にパウダーをのせる一点目はブラシにパウダーがたくさんのっているので濃くなりがちなんだとか。
だからパウダーを一度取ったら手の甲で落としてあげてから、ササッとふんわり塗るだけにするのがポイント。簡単にメリハリが出るから、力を抜いてパウダーをのせてあげて。
理想的な完成形は、パウダーを入れていない部分が「卵形」になること。かたちを意識してあげるときれいに仕上がるはず。

出典: 編集部撮影
1. まず最初は、おでこと髪の生え際の産毛にかかるくらいのラインに沿って軽くパウダーをのせる。
2. そして、顔の横側も同じように髪の生え際から顔の中心部に向かってパウダーを。

出典: 編集部撮影
3. そして、ナチュラルに仕上げるためには耳全部と首までパウダーでカバーする。
※耳や首を忘れてしまうひとが多いので注意
自分の「おでこが狭いな」と思う人は、おでこに入れるパウダーは必要なし。コツは自分の顔のラインにあった卵形を想像しながらパウダーを入れていくこと。そして卵形から外れている部分にパウダーを入れることで、シェーディングで簡単に小顔に見せることができる。
シェーディングに必要なアイテムを選ぶポイント
すっきりと小顔に見せたいからといって、色味の強いシェーディングを使ってしまうと影にした部分だけが浮いてしまって逆効果。だから選ぶ色味は、色が付いているかいないかわからないくらいのものを使う。そして赤みのないパウダータイプのものを選ぶとより自然な仕上がりに。
自撮りやみんなで写真を撮ると、特に気になる顔の大きさ。プロ直伝のシェーディングテクで簡単に小顔になって、みんなをびっくりさせてみて。
お問い合わせ先
NARS JAPAN
☎︎ 0120-356-686
www.narscosmetics.jp
白鳳堂
http://www.hakuho-do.co.jp
外側から内側にブラシを動かして、ぼかすようにするのが大事です。
コメント: 本岡さん