10代20代女性に人気の「目の下チーク」が、いま大人女性の間でも話題なのだとか。でも、付け方を間違えれば、子どもっぽすぎてイタい「失敗メイク」になりそうで不安。メイクさんのように、センシュアルな大人に仕上がるテクニックがあれば…。
「目の下チーク」のコツを教えてくれるのは、メイクアップアーティストとして活躍する、早坂香須子さん。あどけなさを感じる“上気感フェイス”を、大人ならどう作れば良い?
色気が香るなら、大人だってトライしたい! しかも、早坂さんいわく「付け方次第で、いろいろな効果が狙える」のだそう! 得られる効果ってどんなもの?
大人の女性が「目の下チーク」を付ける→血色感・小顔・若見えetc.
成熟した女の「血色感、小顔効果、若見え」が狙えます。大人が入れるなら、「目の下チーク」の色選びと置く場所が大事。
コメント: 早坂香須子さん
[大人女性の5つの効果]
✔健康的な血色感
✔色っぽい上気感
✔顔色アップ
✔小顔(顔の引き締め)
✔若見え
湯上がり風にみせる小技と思われがちな「目の下チーク」も、プロの世界では“色気・小顔・若さ”を狙うものなのだそう!
大人の目の下チークは“色の選び方”も重要。「ザ・ピンク!」はNGらしい…
肌なじみのよい、色をほんのりのせること。ザ・ピンクよりも、ピーチピンクのような色味。内側からにじむような血色とツヤは、クリーム系チークが与えてくれます。
コメント: 早坂香須子さん
大人の色選びの正解は、肌にのせるとほんのり色が広がるニュアンスカラー(青みより・黄みより)なんだそう。テクスチャーは、ジュワっとにじむクリームやポリッシュがマスト。早坂さんがおすすめするのは、まさに大人のためのカラー!
プロおすすめ・大人の “クリーム系・リキッド系チーク” はこれ!
ふんわりと肌になじむ上品なローズカラー。みずみずしいジェルオイルが、素肌の輝きと透明感を引き出し、フレッシュなハリとヘルシーな印象をもたらしてくれる。グラデーション使いから、ふんわりリップカラーまでニュアンスメイクを楽しめる逸品。

出典: ライター撮影(*色が肌によくなじむので、あえて色味を残しています)
にじませるほど、肌に密着する自然な色味。ほんのりパールが発光しているので、くすんだ顔色をワントーン上げてくれます。大人の女性やメイクラバーを虜にする発色!
コメント: ライターコメント
ツヤ過ぎない、マット過ぎない絶妙で品のある色味。「目の下チーク」や「クリームチーク」がはじめてのひとにこそ、おすすめ。
コメント: 早坂香須子さん

出典: ライター撮影
アディクション チークポリッシュ 2,800円(ともに税抜)
上から、16 サスピシャス、15 フォービドゥンシティ(ともに限定色*)
*数量限定のため在庫限りの終了となります(お問合わせ:2018年2月23日まで)
アディクション ビューティ
https://www.addiction-beauty.com
大地のようなレンガ色(15)と、神秘的なディープパープル(16)は、リキッドタイプのチークポリッシュ。肌の奥から発する自然の色味が、ミステリアスな洗練フェイスを演出。ローズヒップオイルとラベンダーオイル成分入りだから、目の下も健康的に。

出典: ライター撮影(*色が肌によくなじむので、あえて色味を残しています)
一見、血液のようなリアルカラー! でも、なじませるほどに、ぐんぐんと色が変わります。グラデーション、ぼかし、重ね使いと、思いのままに色コントロールができる。
コメント: ライターコメント
まさに、大人の色っぽさ!不思議な上気感が出せます。
ネイルのようなブラシも付いているから、使いやすいと思う。
コメント: 早坂香須子さん
~基本編~「目の下チーク」の付け方を伝授。まずは、“凹みの位置”を探すところから
大人になると、目の下の凹みが影のようにくすみます。そこへ「目の下チーク」を入れて補正する感じ。そうすると、骨格がふっくらと変わって健康的な血色感が出せます。
コメント: 早坂香須子さん

出典: Naoko Yoshida
[目の下の凹みの探し方]
目の下を指先で触れると、小さな凹みがある。迷うようなら、トップライトの下で友達に見てもらって! 影のようにくすんでみえるから、すぐ発見できるはず。
[目の下チークの付け方*]
①目のクマ、目尻の赤み部分にコンシーラーをオン
②黒目の下にある凹み(頬骨よりちょっと高いところ)にクリームチークをのせる
③コンシーラーとクリームチークの境目を、ぼかすようになじませる
④凹みから頬骨まで、逆三角形を意識しながらふんわりとぼかす
⑤面長ならちょっと広めに、丸顔ならちょっと控えめに
色を出すというより、血色とツヤ感をすこしプラスするぐらいの気持ちで。そうすれば、失敗にならず凄くナチュラルな仕上がりに。くれぐれも、付けすぎ注意報ですよ!
コメント: 早坂香須子さん
~応用編~プロは「骨格チーク+目の下チーク」のWチークで仕上げる
プロがやっている「目の下チーク」は、パウダーとクリームのWチークでレイヤーを入れて立体感や素肌感を仕込むのだそう。
[Wチークの入れ方]
頬骨の下に人差し指を置いて、パウダーチークをこめかみから頬の中心までスッと落とすように入れる。次にクリームチークで「目の下チーク*」を仕込む。最後にパウダーチーク(骨格)とクリームチーク(目の下)の境目をふんわりとブラシでなじませる。
パウダーチーク(骨格)とクリームチーク(目の下)のWチークでレイヤーを仕込むと、より自然な血色感に。顔のバランス感が、まとまります。
コメント: 早坂香須子さん
プロのテクニックは、さすがの一言! 少女のように、目尻や涙袋にまでクリームチークをのせるとイタい大人になるかも…注意して。早坂さんが教えてくれた、成熟した大人の「目の下チーク」をマスターして、より魅力的な雰囲気美人を目指してみては?
取材協力 メイクアップアーティスト/早坂香須子 illustration/Naoko Yoshida
上気感のかわいさより、大人の女性は「色気」のほうで狙うべき。
コメント: 早坂香須子さん