紫外線カット効果は、リキッドよりパウダーのほうが高い? ベタベタ塗り直しは意味がない

2018.06.08

これ以上焼けたくないし、紫外線によるシミ・しわも増やしたくないからといって、汗をかくたび、SPFの高い日焼け止めを何度も塗りなおしているあなた。面倒じゃない?ベタベタして不快じゃない? 化学の目線から化粧品成分を研究している美容化学者のかずのすけさんに、おすすめの日焼け止めの種類と使い方を徹底的に訊いてみた。

SPFは表示数値の1/5の効果しかない? よく伸びる=効果が落ちる

日焼け止めの商品でよく耳にする「伸びがよくて、使いやすい」。だけど、日焼け止めは濃く塗るほど効果が高まり、薄く塗ると効果が落ちてしまうもの。

商品に表示されてる日焼け止めのSPFとPAは、1㎠あたり2mg塗った場合の実験結果で、実際にこの量を塗ると、肌が恐ろしくベッタベタに…。なので、通常はもっと薄く塗ることになり、効果も低くなってしまう。SPFの場合、効果は表示数値の1/5程度と考えるのが現実的なのだとか。

伸びが良い日焼け止め=薄い日焼け止め。

出典: 『オトナ女子のための美容化学 しない美容』(ワニブックス)P43

リキッド日焼け止めよりも、パウダーファンデの方が効果は上

「日焼け止めはこまめに塗りなおそう」とよく耳にするけど、わざわざメイクを落として、お顔に日焼け止めを何度も塗りなおすのって結構めんどう…。しかし、かずのすけさんから女性たちにはうれしい情報が!

かずのすけさんいわく、同じSPFやPAなら、液体系の日焼け止めよりも、パウダーファンデーションの方が効果は上なのだとか。例えばジェルとパウダーでは、同じ量を塗ってもジェルの方がよく伸びる。だけど、液体が"伸びる"という現象は、悪く言えばその分"薄くなる"ということ。なので、よく伸びる日焼け止めは、実際の紫外線防御力は数値よりも低くなってしまう。

それに比べてパウダーは、あまり伸びない。しかも粉は、液体よりも崩れにくく、光を拡散する作用もあるので、より効果的なのだそう。なので、顔だけに関して言えば、わざわざメイクオフして日焼け止めを塗りなおさなくても、通常はSPF表示のあるパウダーファンデーションなどを重ね塗りすればOK。最近ではボディ用のパウダー日焼け止めも販売されているから、そちらもチェックしてみて。

『オトナ女子のための美容化学 しない美容』(ワニブックス)P42ー45

Edited by by.S 編集部

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