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30歳までには結婚しないとヤバい…? アラサー独身女性/既婚女性の婚活リアル

2018.08.11

結婚のタイミングって「30歳」が区切りとして捉えられている風潮がある気が…。30歳を過ぎてからの結婚だと、出産のリミットも気になる。やっぱり30歳までには結婚していないとヤバい…? 

そんなアラサー女性たちのモヤモヤに、人気産婦人科医の宋美玄先生がアドバイス。

30歳で結婚するとその後はどうなる?

なんとなく、世の中的に「30歳」が結婚をするかしないかの区切りとされている風潮があるよう。なぜなら「出産のタイムリミット」から逆算して、30歳までには結婚していなければ子供を産むタイミングとしてはぎりぎりだと思われているから。

たとえば30歳で結婚したとして、31歳で結婚式と新婚旅行に行って、最短で可能な32歳で出産するとしますよね。そうすると38歳の時にその子供が小学校に入学し、成人式の頃には自分は52歳になっています。二人目も欲しいと考えるとその子はさらにあとに出産することになるわけですし、一人目も万が一最短の32歳で出産できなかったらと考えると不安で仕方がないです…。

コメント: 独身女性/28歳

出産のタイムリミットで考えると、30歳で結婚したとしてもぎりぎりだと思ってまうけれど、一般的に高齢出産といわれている35歳までには産まなければいけないの?

あまり「結婚したい年齢」や「出産から逆算した年齢」などにこだわる必要はありません。出産のリミットを考えるならば、35歳くらいまでにパートナーが見つかっていれば良いのではないでしょうか。妊娠についてはそこからトライしはじめるので十分だと思いますね。

コメント: 宋美玄先生

それでも独身女性が結婚しない理由

もちろん、「結婚」や「出産」を意識してはいる。結婚したいと思っている相手もいるけれど、さまざまな事情で結婚できなかったり。そもそも彼氏がいなかったり。

長年付き合った彼と昨年に別れ、それからは「街コン」「婚活パーティー」などへ参加しているものの、なかなか条件に合う男性が見つからず…結婚はまだ先のようです。

コメント: 独身女性/27歳

彼氏が正社員ではないので将来が不安です。結婚のためには転職活動をして正社員になってほしいけれどなかなかいえません。

コメント: 独身女性/29歳

大学時代から付き合っている彼氏とは結婚の話もしますが、彼が弁護士浪人中なので弁護士になれるまでは結婚はできないので、待つべきか別れて他の結婚できそうな相手を見つけるべきか悩んでいます。

コメント: 独身女性/32歳

仕事と家の往復でそもそも出会いがないのでここ数年彼氏ができません。

コメント: 独身女性/33歳

「彼氏が正社員ではないから結婚できない」「弁護士浪人中だから結婚できない」という女性は、もしかするとその男性と結婚したいわけではなく、「正社員の妻」「弁護士の妻」になりたいだけということはありませんか? スペックが結婚できない理由なのであれば、無意識のうちに結婚に対し打算的な考えがあるのかもしれません。

自立していて、「あなたが稼げない間は私が養う」といえるくらい好きな相手であれば結婚に踏み切れるはずです。

また彼氏ができない、と悩んでいる方はとにかく出会いの場に積極的にでかけたくさんの男性と出会うことを心がけてみては。

コメント: 宋美玄先生

既婚女性の結婚前とその後の現実は?

今度は実際に結婚した女性たちの意見をピックアップ。早く結婚したことで金銭的に苦労したり、出産のタイムリミットで後悔したりした女性はいないのだろうか。

結婚当初、やはりお金が足りなくて実家に援助してもらったりもありましたが、二人で工夫しながらやればなんとかなるものです。

コメント: 既婚女性/33歳

37歳で結婚したので現在妊活中です。なかなかすぐに妊娠というわけにはいかず、若いころからもっと出産を意識しておくべきだったと後悔することもあります。

コメント: 既婚女性/39歳

もしも結婚したいと考えているパートナーが決まっているのであれば、早めに結婚しても良いのではないでしょうか。金銭的に不安なのであれば、お互いに一人暮らしをするよりも結婚して同居する方が家賃や光熱費を折半することができるなど節約できることもあります。結婚してからのお金の問題は、ふたりで乗り越えていけるものですよ。

コメント: 宋美玄先生

独身男性の理想の結婚相手の年齢は?

独身男性は結婚相手の年齢についてどう思っているのだろう? やっぱり若い女性のほうが妊娠しやすいから…とか思っているのだろうか。

あるいは、自分が会社で役職に就くまでは自信が持てない、という男性がいるという話を聞いたことがあるけど本当のところはどうなの…?

やっぱり平社員の間は社会人としても一人前じゃないから結婚するのは早いのかな、と思います。

コメント: 独身男性/24歳

フリーランスで不安定な収入の自分と比べ、会社員の彼女の方が収入が高いので結婚することで苦労させてしまわないかと思うとなかなか結婚には踏み切れません。

コメント: 独身男性/34歳

いまの時代、女性も男性と対等に稼ぐこともあります。結婚に躊躇する男性に「最後は私が養う覚悟もある」と伝えることができるくらい女性も金銭的に自立していれば、金銭面で自信が持てない男性と結婚し、幸せになれる可能性もあると思います。

コメント: 宋美玄先生

「結婚」や「出産」に焦る必要はない

そもそも、「30歳までには結婚していないとヤバい」というイメージ自体が時代にそぐわないうえに根拠のないもの。

ましてや出産からの逆算という理由によるものならば、子どもが欲しくないひとにとっては「30歳」とい年齢は関係のないものだし、子どもが欲しいひとであっても焦って無理矢理「30歳」を目指すのも変なのかもしれない。

結婚や出産は年齢に縛られて焦ったり、年齢に合わせて相手を選ぶものではありません。好きな相手と一緒にいたいと思うならどんな状況であっても結婚すれば良いですし、そんな相手がいないけれど見つけたいと思うのであれば出会いを頑張れば良いのです。そして、自分にとって結婚や出産は必要ないと考えるのであれば、もちろんする必要はありません。

コメント: 宋美玄先生

結婚のタイミングを年齢だけで決めつけずに、「自分がどんな人生を送りたいか」「どんな相手と歩いて行きたいのか」自分なりに考えてみては。

取材協力/産婦人科医 宋美玄

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巷のビューティー神話にご用心。

配信日:水曜日(隔週)

巷のビューティー神話に、産婦人科医の宋美玄先生がお答え。

text : 松本果歩

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。
by.Sチャンネル「巷のビューティー神話にご用心。」で水曜日(隔週)配信中!

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