• 巷のビューティー神話にご用心。

不倫相手の子どもを妊娠…急増する最悪の結末。大人の女性として知っておきたいこと

2018.08.30

いまや芸能人だけでなく、会社員や主婦の間でも密かに増えてきている不倫。そのなかには、なんと「不倫相手の子どもを妊娠してしまった」という事態に悩んで産婦人科医にどうするべきか相談に来る女性も多いのだとか。そんな悩みを数多く聞いてきた、産婦人科医の宋美玄先生にそのリアルな実態を伺った。

不倫相手の子どもを妊娠…実は多いらしい

不倫をしているひとの多くは肉体関係を持つ場合がほとんど。もちろん避妊をするひとが圧倒的に多いものの、100%の避妊はないわけで。うっかり不倫相手の子どもを妊娠してしまう女性が実は多いみたい。

さらに、盛り上がり過ぎるあまりつい避妊せずに…なんてひともいたり。「危険日じゃないから大丈夫」と安易にそのまま勢いで…なんてことも。

「不倫相手の子どもを妊娠した」という悩みはどの産婦人科医も数多く打ち明けられた経験があると思いますよ。相談できる相手が産婦人科医くらいしかいないということもあって、実はみなさんが想像している以上にそういった事態に遭遇している女性は多いです。

「この日は彼氏とセックスして、この日は不倫相手とセックスしたのですが、日にち的にどちらの子どもだと思いますか?」と聞かれることもあるのですが、日にちだけを聞いてどちらの男性の子どもかを断定することはできません。

コメント: 産婦人科医 宋美玄先生

不倫相手の子どもを妊娠した…どうするべき?

独身女性であれば、「産んで育てる」という選択肢もないわけではない。しかし自分自身の人生を大きく左右するため安易には決められない。

日本は人工妊娠中絶をする場合、配偶者のサインがないと中絶することができません。そのため、不倫相手の子どもを妊娠して中絶する場合でも相手のサインが必要となります。そういったことについても意外と知っている女性は少ない印象がありますね。

コメント: 産婦人科医 宋美玄先生

不倫相手に妊娠させた男性の心理って?

そもそも、不倫相手を妊娠させてしまう男性の心理って? 危機感とかないもの?

やっぱりその瞬間は燃え上がっているから、一瞬の快楽のためだったり、最悪妊娠しても妻と別れればいっかなんて思っていたりする。だけどそのあと家に帰る途中に急に冷静になって、最悪逃げるしかないとか思っていることもあります。

コメント: 39歳/既婚男性

彼女がピルを飲んでるって言うので、じゃあ妊娠しないってことかと思って。やっぱり直に触れ合ったほうが気持ちいいし相手を感じられるからできればコンドームはつけない派です。

コメント: 31歳/既婚男性

多くの男性はその場の快楽を優先して、女性の妊娠や命の重さについて考えていないことも多い。また、ピルを飲んでいる=絶対に妊娠しない、という考えを持っている男性も多い。男性だけに避妊を任せるのではなく、女性側も自分の身体を自分で守る意識がないといけないのかも。

反対に、独身女性が本妻と別れさせるためにわざと妊娠して略奪を狙うケースもある。男性は「責任を取る」と言っていてもいざとなると本妻と別れないということが多い。妊娠を武器に略奪を狙うのは、女性にとってはギャンブルすぎるのかも…。

そもそも避妊の知識、間違ってるかも

そもそも避妊しているから大丈夫!と言っていても、避妊の知識が間違っていれば元も子もないこと。

・外に出せば妊娠しない
・月経中は妊娠しない
・コンドームは2枚重ねれば安心
・2回目以降は精子が減るので妊娠しない

これらは、男性の口からよく聞く言葉。けれど実はすべて間違った知識

私は弁護士ではないので不倫はいけないよ、なんて言うことはできませんが…とにかく不倫をするときにはどんなときも正しい避妊をすべきだと思いますね。

コメント: 産婦人科医 宋美玄先生

不倫相手の子どもを妊娠したひとたちに宋先生は?

実際に産婦人科に相談に来る、不倫相手の子どもを妊娠してしまった女性はどうしているのだろうか。

ほとんどの患者さんは中絶するって決めて来ている場合が多いですね。

もちろん答えを出せずに私に相談してくる患者さんもいます。患者さんも困って産婦人科に駆け込んできているので、私は説教くさいことはもちろん言いません。その女性や、お腹の子どもの運命まで変わってきてしまうことでもありますし、毎回真剣に話を聞きます。

とはいえ、産婦人科医としてアドバイスできることは限られているんです。

コメント: 産婦人科医 宋美玄先生

誰の子どもかどうか、相手が複数いる場合には…

これまでも絨毛検査や用水検査で胎児のDNAを調べる方法はありましたが、限られた病院でしか出来ませんでした。最近では自分の血液に少量含まれている胎児の血液からDNA鑑定ができるといったこともあるようです。

コメント: 産婦人科医 宋美玄先生

とは言っても、絶対にDNA鑑定で父親がわかるとも言いきれないらしく、またわかったところで父親が不倫相手だという場合にはどうしようもないことも多い。

「子ども」「命」のこと、簡単に考えてない?

「妊娠」「出産」は自分と不倫相手だけの問題ではなく、「ひとつの命」がかかわる問題。決して自分たちの都合だけでどうにかしていいものでもない。

自分と子どもの運命を大きく狂わせることのないように、どんなときも自分の身は自分で守ることを忘れないで。

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

Channelバックナンバー

巷のビューティー神話にご用心。

配信日:水曜日(隔週)

巷のビューティー神話に、産婦人科医の宋美玄先生がお答え。

text : 松本果歩

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。
by.Sチャンネル「巷のビューティー神話にご用心。」で水曜日(隔週)配信中!

undefined

Recommend

undefined