自然な眉メイクに仕上げるために「眉をぼかす」という工程は欠かせない。けれど、眉にはぼかしたほうがよい場所と、そうではない場所が存在することを知ってた?
美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんいわく、ぼかさなくていい部分をぼかしてしまうと美眉から遠ざかってしまうこともあるのだとか…。一体どの部分をどうやってぼかせば正解なの?
ちょっと待った! 眉下・眉尻は、ぼかさないで
眉下や眉尻をぼかし過ぎててしまうと、せっかく描いた眉が台無しになることも!
眉下や眉尻は無理にぼかす必要はないのだそう。
たとえば眉下。眉下にしっかり毛が生えているひとは多少ぼかしても問題ないけれど、眉下をある程度描き足しているひとは注意が必要みたい。
眉は下ラインが整っていると、眉メイク全体がきれいに見える。
眉の下ラインをハッキリ描き過ぎてしまったときはスクリューブラシでぼかすのではなく、淡いパウダーをほんのすこし含ませたアイブロウブラシを使用するのがおすすめ。
描いたラインを2~3回なぞるようにすると輪郭が肌となじみやすくなります。
コメント: 玉村麻衣子さん
そして眉尻も要注意!眉尻をぼかすとボサッとしてしまい、眉尻のメイクが落ちてしまったような印象に…。
大人の美眉を目指す場合、眉尻はキュッと細く仕上げるのがおすすめ。ぼかし過ぎないようにするのがポイント。
続いて、ぼかし上手になれば美眉に近づける、眉の2つの部分をご紹介。
眉上・眉頭は「ぼかす」が正解!
描いた眉をぼかした方がよい場所は、ズバリ"眉上"と"眉頭"。
眉上は輪郭がハッキリしていると、いかにも「描きました!」といったような不自然な仕上がりになったり、バブル時代を感じる時代遅れなメイクに見られたりすることも。
眉上の輪郭をハッキリ描き過ぎた場合、スクリューブラシで斜め下に数回眉をとかすのがおすすめ。
輪郭がぼけて眉の通気性がよくなり、より自然な仕上がりに。
そして眉頭もぼかしたいパーツ。
眉頭は描いたままだと表情があか抜けません。
コメント: 玉村麻衣子さん
スクリューブラシを使用してぼかしていく。このときスクリューブラシは床と平行になるように持ち、鼻に向かって軽いタッチで3~5回程度ぼかせばOK。
こうすることで眉頭を描いたパウダーが肌に溶け込み、眉頭と肌との境界線が自然になるのだそう。
このように眉上と眉頭は、ぼかすことでより自然に見せることができる。
「ぼかしたほうがいい場所」と「ぼかさなくてOKな場所」があっただなんて、目からウロコ。あなたもぼかし上手になって、自分史上最高の美眉を手に入れてみて。
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
ぼかすことで下ラインがガタガタになり、眉がまばらに生えているように見えてしまいます。
コメント: 玉村麻衣子さん