大人花嫁のおしゃれな髪型│ヘアメイクに聞いた失敗しないオーダーのコツ〜最新トレンドまで✔︎

2019.05.20

女性が人生で一番輝くといってもいい運命の日、結婚式。そんな日の髪型は何が何でも失敗できない!

前髪ありorなし、黒髪or茶髪、アップorダウンスタイル…?髪型のことだけでも、決めなければいけないことが盛りだくさん。そんな悩める花嫁たちを理想のヘアスタイルに導くべく、女性の晴れ舞台を彩るウエディングヘアメイクの小林理保さんが先輩花嫁たちの傾向と、プロならではのテクを伝授。

不動の人気を誇る王道の髪型から、Instagramなどでも話題のおしゃれなトレンドヘア。エラ張りや面長などの輪郭のコンプレックスをカバーするヘアスタイルまで徹底的に解説。

ショートやボブの短めヘアのひとでも伸ばさずに自分らしいヘアスタイルにする方法や、じわじわ人気を集めているクラシカルヘアが老け見えしないコツもチェックして。

また、どうやらアラサー花嫁たちにはプリンセスのようなティアラやお花などのヘッドアクセサリー人気は下火になっているみたい。現場で目撃した、真の人気ヘアアクセは…?

‐目次‐

運命の日、前髪ありor前髪なし。どっちで挑むべき?

花嫁が髪色を決める際意識すべきこと

面長やエラ張りはアップ不可?コンプレックス別花嫁ヘアスタイル

最重要!ヘアスタイルとドレスとのバランス

式を挙げる会場別、気をつけるべき花嫁のヘアスタイル

大人には"低め位置"が人気。THE王道・不動の花嫁ヘアスタイル

「ひととかぶらない系」が人気。トレンドの花嫁ヘアは?

クラシカル人気に乗りたい。だけど"老け見え"しそうで心配…

ショート・ボブは「質感」と「アクセ」で勝負

ティアラやお花はもういない?トレンドの花嫁アクセ事情




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運命の日、前髪ありor前髪なし。どっちで挑むべき?

ドレスを着るとなると、迷うのが前髪。前髪なしにするか、ありにするか。伸ばしかけのこの前髪を、切るか切らないか…。印象を大きく左右する前髪、一体どうすればいいの?

どうするか迷っているのだとしたら、伸ばしっぱなしの状態でまずはサロンに来てほしいですね。その際、式を挙げる会場や、当日に着るドレス、見せたい印象を明確にしてきてほしいです。

コメント: 小林 理保さん

会場・ドレス・本人が希望するイメージを聞いたうえで、それを踏まえて本人に合う前髪を提案してくれるのがプロ。

たとえば重厚感のあるホテルで式を挙げるならしっかりと前髪を上げるほうが会場に合い、ふわっとしたAラインのドレスなら、前髪ありでかわいらしくしても似合うのだとか。ヘアスタイルは前髪も込めて、会場やドレスが決定した最後に決めるのが、統一感の出る方法なのだそう。

花嫁は絶対前髪をアップにしなくちゃダメ?

出典: 小林 理保さん提供

王道なのが前髪なしのアップスタイル。でも、顔を堂々と披露する自信がない…。というひとも多いはず。

おでこを見せるのだけは、絶対死守したい!というひとは、無理に前髪なしにするは必要なし。前髪なしのスタイルにしたところで、当日そわそわと落ち着かないのは良くないので。

コメント: 小林 理保さん

前髪ありなしどちらにするかはとにかく、自分が「落ち着く」前髪にするということが最重要。

前髪なしがリスキーなおでこって?

前髪をアップしたくないひとにはおでこにコンプレックスがある場合が多い様子。小林さんが前髪なしを推奨しないのは、広く後退してるおでこなのだとか。その場合おすすめな前髪のセット方法は?

おでこ出すと、すこし男性らしい印象になってしまうもの。その場合、横流しにすればコンプレックスもうまくカバーできます。

コメント: 小林 理保さん

出典: 小林 理保さん提供

丸みのあるおでこのひとは、前髪なしアレンジにしても女性らしさが出るからOK。もし丸くない場合でも、プロの手にかかればバランスを上手くとったアレンジにしてくれるから、そこまで気にしなくて良いのだとか。

花嫁が髪色を決める際意識すべきこと

前髪の次に気になるのが髪色。式に合わせて染めるべきか否か…。小林さんいわく、髪色によってするアレンジも変わってくるのだとか。

黒髪は「ふわふわ系」が映えにくい

出典: 小林 理保さん提供

編み込みやねじり、くるりんぱをしたところで、黒髪の場合あまりアレンジが目立たない。そういったふわふわっとしたスタイルにしたい場合は、明るめの髪のほうがアレンジが映えるのだそう。

とはいっても、そのひとがやりたい髪型をするのが一番。黒髪できっちり見え過ぎたくないというひとは、そういったアレンジを取り入れてもいいと思います。

コメント: 小林 理保さん

明るめの髪は「きっちりクラシカル系」に見せにくい

出典: 小林 理保さん提供

センターパートできっちりめに見せたい場合、髪色が明るいとカジュアルな印象になってしまう。クラシカルな雰囲気にしたいのなら、髪色はすこし暗めにしたほうが理想のイメージに近づくはず。

クラシカルなドレスの場合は、もちろん暗めの髪のほうが合います。巻いて思いっきりふわふわっとさせたい場合は明るい髪色で、すとんとしたドレスのほうがマッチすると思います。

コメント: 小林 理保さん

髪色も、ドレスや会場次第。自分のイメージに合わせて、式当日の髪色も相談してみて。

面長やエラ張りはアップ不可?コンプレックス別花嫁ヘアスタイル

自分の顔や頭の形にコンプレックスを持っている女性は多い。「エラが気になってアップに出来ない」「きっちり系にしたいけど、輪郭を隠さないと不安」など、輪郭のせいで希望の髪型を諦めた女性もすくなくないはず。

そんな悩みを抱えた花嫁も、隠すだけじゃない、輪郭カバーテクでコンプレックスを払拭できるはず。

「面長/えらはり顔」は横にボリューム感を意識して

出典: 小林 理保さん提供

面長さんとエラ張りさんのコンプレックスのカバー方法は同じで、横にボリュームを持ってくるよう意識すると輪郭の印象を緩和できるのだそう。アップにする場合、サイドをねじって横にボリュームを出したスタイルがおすすめ。おくれ毛で顔のサイドをカバーする必要なく、すっきりと輪郭をきれいに見せることができる。

ダウンスタイルにする場合は、強め・大きめのカールで巻いてボリュームを出したり、ひし形になるように意識したスタイルだとコンプレックスが目立たなくなりやすいのだそう。

逆三角形になりがちな「ハチ張りさん」は丸くなるように意識

出典: 小林 理保さん提供

シルエットが逆三角形になってしまいがちハチ張りさんは、丸さを意識したスタイルにするのがコンプレックス解消の近道。ダウンスタイルかハーフアップ、下めのポニーテールがおすすめなのだそう。

ハチ張りさんは、アップにしてしまうよりも下めのポニーテールのようなヘアスタイルが逆三角形に見えにくいですね。首の後ろで結った毛先が見えるように、毛先をすこし広げてあげると、シルエットに丸みが出ます。

コメント: 小林 理保さん

丸顔さんは「センター分け×アップ」ですっきり

出典: 小林 理保さん提供

わりとどんなヘアスタイルも似合ってしまうという丸顔さん。そんな丸顔さんには、アップスタイルがおすすめ。

センターで分けて、後れ毛を出しつつ緩い感じにしたアップもかわいいし、トップにボリュームが出るカールアップとかもかわいいしおしゃれ。

コメント: 小林 理保さん

上のほうにすこしボリュームが出るようにを意識すると、卵型に近づくから、花冠などをつけてもかわいく仕上がるのだそう。

最重要!ヘアスタイルとドレスとのバランス

ドレスとヘアスタイルのバランスが何よりも大切。特に気を付けるべきポイントは、ドレスのボリューム感と質感なのだそう。

シルクっぽい生地にカジュアルなヘアスタイルだと、ちぐはぐになっちゃう。髪をきっちりさせるべきか、ふんわりとさせるべきか…。ある程度はドレスに合わせたヘアスタイルを意識したいですね。

コメント: 小林 理保さん

たとえば、Aラインやパニエが入ってるゴージャスなドレスの場合、髪型は下にボリュームが出るのは重たく見えてしまうためNG。アップにするのが無難なのだそう。また逆に、タイトなドレスの場合は、ダウンスタイルでもOK。“あえての下ろし”で、おしゃれな雰囲気に仕上がるのだそう。

ドレスのネックラインは詰まってる?それともビスチェタイプ?ドレスとのバランスを考えて、ヘアスタイルも決めてみて。

式を挙げる会場別、気をつけるべき花嫁のヘアスタイル

花嫁の髪型はドレスとのバランスも大切だけれど、式を挙げる会場との相性も重要。挙式会場別に、ヘアスタイルを決める際に気を付けるべきポイントを教えてもらった。

1.神社 → きっちりとしたアップが吉

神社で挙げる場合は、砕けたヘアスタイルは避けたほうがよさそう。

神社での挙式は結構フォーマルな印象が強いから、ヘアスタイルもしっかりときっちりさせたほうがいいですね。

コメント: 小林 理保さん

また、前撮りと挙式とでヘアスタイルを変えるのもひとつの手。挙式当日はおくれ毛なしのきっちりアップだけれど、前撮りはカール感を強めに出したカジュアルめな和装スタイルにして楽しんでもいいかも。

2.教会 → 会場のテイストと合わせる

どういった教会なのかが重要。歴史を感じさせる重厚感のあるチャペルの場合、きっちりとしたスタイルのほうがよく似合う。反対にモダンな雰囲気で、海が見えたりするチャペルの場合、巻き下ろしたりカジュアルな髪型でもOK。

3.山や海 →とりあえず飛ばされないように固定する

下ろした髪にベールを固定しても、室外だと時間が経つにつれ崩れてきてしまう可能性も。ベールや花冠をつけたい場合は、しっかりと固定できる土台となるアップスタイルがおすすめ。

ヘアアクセサリーも風が吹いても崩れないよう、強力固定できるように。また、髪だけでなくイヤリングやネックレス、身に着けるアクセサリーも考慮して。

4.ガーデン → なんでもOK

ガーデンウェディングの場合、あまりボリューミーなドレスを選ぶひとはすくないから、きちっとした髪型よりも、巻き下ろしやカール感のあるカジュアルなヘアスタイルのほうがよく似合いそう。

また、山や海のように風が強い場合もあるから、当日の天候に合わせてヘアスタイルを決めてみて。

大人には"低め位置"が人気。THE王道・不動の花嫁ヘアスタイル

やっぱり知りたいのは王道の人気ヘアスタイル。王道ならば、何十年後に結婚式を写真で振り返ってみても美しく、古くならないもの。大人の女性たちに不動の人気を誇る、花嫁ヘアスタイルは?

1.やっぱり王道かわいい「低めのアップスタイル」

出典: 小林 理保さん提供

花嫁といったらやっぱりこのスタイル。低めのアップが王道で人気みたい。カール感を出したり、お団子を大きめにしたり、編み込みを組み合わせたり…。アレンジ次第で印象も大きく変わるから、自分に合った低めアップを見つけてみて。

2.大人の女性は低めが人気「ローポニーテール」

出典: 小林 理保さん提供

ポニーテールも不動の人気。特にアラサー女性は「低めの位置」を選ぶひとが多いのだそう。ゴールデンポイントより下に毛束を作って、落ち着いた印象にみせてあげて。

「ひととかぶらない系」が人気。トレンドの花嫁ヘアは?

Instagramなどで希望の髪型を決めてくるひとが多く、最近はちょっとずつ変わったヘアスタイルをオーダーするひとが増えてきたのだそう。そんな「ひととかぶらない系」を求める花嫁に人気なヘアスタイルをチェック。

1.海外Insta発?「紐を使ったアレンジ」

出典: 小林 理保さん提供

海外のInstagramにありそうな革紐を使ったアレンジ。結び目や巻き方次第で雰囲気を変えることができる。使う紐にもこだわってみて。

2.他のひととかぶりにくい「ぽこぽこヘア」

出典: 小林 理保さん提供

ポニーテールの毛束に、間をあけて結び目をつけたぽこぽこヘア。結び目ごとにヘアアクセサリーを付けられるから華やかに仕上がる。髪が多いひとや、スーパーロングのひとにもおすすめ。

クラシカル人気に乗りたい。だけど"老け見え"しそうで心配…

近年のクラシカルヘア人気。真似したいけれど、一歩間違えればおばさんっぽく見えてしまいそうで勇気が出ない…。老け見えしないためにはどうすればいいの?

出典: 小林 理保さん提供

クラシカルなヘアが老けて見えやすい理由は、和装っぽい髪型だから。和装で和装っぽい髪にするのはOKだけど、洋装で和装の髪型をしてしまうと一気に老け込んでしまいます。

コメント: 小林 理保さん

老けて見える理由は、和装ヘア×洋ドレスのミスマッチバランス。また、お洒落に仕上げるには、あまりまとめた髪のラインを下げないのもポイントなのだそう。

ビスチェタイプならOKですが、首が詰まったドレスで下がったヘアスタイルだと重く見えてしまい、バランスをとるのが難しくなります

コメント: 小林 理保さん

また、前髪のうねうねは細くならないよう、フィンガーウェーブくらいよりもクラシカルウェーブくらい太めにつくると、バランスをとりやすい。

とにかくすべてドレスとのバランスが重要!ドレスとヘアスタイルの調和が取れればクラシカルヘアもお手の物に。

ショート・ボブは「質感」と「アクセ」で勝負

ショートやボブだと、式に向けて髪を伸ばす女性も多い。だけど最近では、伸ばさずに自分らしいスタイルで式に挑む女性たちも増えてきているみたい。短めヘアでもドレスに合う、花嫁ヘアのポイントは?

質感で勝負。ウェット人気がウェディングにも

出典: 小林 理保さん提供

短い髪のひとは、レパートリーがない分、質感で勝負。ドライな質感でふわふわなカールにしてもよし。最近普段のファッションでも流行しているような、ウェットでツヤのある質感で、外ハネやオールバックにするのも手なのだとか。

ショートのひとは前髪を斜めにピタッとさせて、オレンジのリップをつけて、モードな感じに仕上げるのもかわいいですよね。

コメント: 小林 理保さん

出典: 小林 理保さん

このような髪型にしたいときは、担当のヘアメイクさんに「スタイリッシュなイメージにしたい」と事前に伝えておいた方がいいのだそう。

インパクトのある大きめアクセで勝負

出典: 小林 理保さん提供

ホテルなどの重厚感ある会場で式を挙げる場合、ショートやボブを下ろしたままだとカジュアルな雰囲気になってしまう。そんなときは、短めの髪でもアップ風のアレンジにしたほうが式場の雰囲気とマッチするのだそう。

また、大きめのヘアアクセサリーをつけるのもおすすめ。ドレスに合うインパクトがあるアクセサリーをサイドにつければ、短めヘアでもたちまち華やかな印象に。

ティアラやお花はもういない?トレンドの花嫁アクセ事情

お花のヘッドドレスにビジューコーム、クラウンにティアラ…。ドレスを着る際につけるヘアアクセサリーはさまざま。最近はどんなヘアアクセが選ばれる傾向にあるの?

最近ティアラを使うひとは、割とすくないですね。お花とかを選ぶひともあまりないです。

コメント: 小林 理保さん

プリンセスのようなティアラは、大人の女性たちには好まれない様子。またお花の場合、お色直しでつけるひとはいるけれど、ホテルやウェディング会場での挙式の場合は、あまり選ばれないのだとか。

出典: 小林 理保さん提供

そんなティアラの代わりに人気を集めているのが、シンプルなデザインのカチューシャ。あまりキラキラし過ぎていないカチューシャティアラのようなものが、定番になりつつあるみたい。

ウェディングは、一生に一度しかない、女性が人生で一番輝くといってもいい特別な日。妥協せず、自分に似合う最高のヘアスタイルを見つけて。

取材協力/ROI Wedding 小林理保

text : by.S編集部

supervised by

ヘアメイクアップアーティスト
小林 理保

フリーのヘアメイクアーティストとして活躍後、ブライダルアシスタントとして1年半、森ユキオ氏に師事。2015年より、ROI WEDDINGチームに所属。

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