飲んで痩せる「コーヒーダイエット」のやり方を管理栄養士が伝授。効果的なタイミングはいつ?

2019.04.30

「ダイエット中でもコーヒーを飲んでもいいの?」コーヒー好きのひとなら、そんな疑問を抱いた経験があるはず。実は、コーヒーにはダイエット中に摂取したい成分が含まれていて、むしろ積極的にコーヒーを飲むほうがダイエット効果が期待できるのだとか。ただし、管理栄養士の高杉保美さんによると、コーヒーの飲み方や種類によってもダイエット効果が変わってくるとのこと。そこで今回は、正しい「コーヒーダイエット」のやり方をレクチャーしていただいた。

-目次-

いまさら聞けない!「コーヒーダイエット」とは?

管理栄養士直伝!飲んで痩せる「コーヒーダイエット」のやり方

ブラックコーヒーが苦手ならグラスフェッドバターorココナッツオイルを

飲むべきタイミングはいつ?最大限のダイエット効果を引きだす方法

「コーヒーダイエット」の注意点

まとめ


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いまさら聞けない!「コーヒーダイエット」とは?

「コーヒーダイエット」とは、ブラックのコーヒーを飲むことで脂肪燃焼効果をアップさせる方法。コーヒーにはカフェインをはじめ多くの脂肪燃焼に効果的な成分が入っている。ただ飲むだけでも、その脂肪燃焼効果を得られるという。

また、コーヒーには「ホット」と「アイス」があるけれど、ダイエットのためであればホットコーヒーがおすすめ。ダイエットだけでなく、消化機能の観点から見ても断然ホットが〇。

ただし、熱いのが苦手だったり、夏の暑い時期にホットは飲みにくいというひとはアイスコーヒーでもそのダイエット効果は十分に期待できる。

管理栄養士直伝!飲んで痩せる「コーヒーダイエット」のやり方

食後にホットのブラックコーヒーを飲むというのが基本のやり方。食後の血糖値の上昇を抑えて、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンが過剰に分泌するのを抑える働きがある。

また、コーヒーに含まれる「カフェイン」はそもそも脂肪燃焼効果がある。カフェインだけでもダイエット効果は期待できるが、さらに「クロロゲン酸」というポリフェノール成分も含まれていて、食後の血糖値の上昇を抑える働きと、体内のミトコンドリアを活性化して脂肪燃焼を促進する働きがある。

深煎りと浅煎りがある場合は「浅煎り」を選んだほうがクロロゲン酸の含有量が高いため、より高いダイエット効果が期待できる。

ダイエット効果以外にも、コーヒーの香りによるアロマの力でリラックス効果や脳を活性化させることもあるそう。

ブラックコーヒーが苦手ならグラスフェッドバターorココナッツオイルを

ブラックコーヒーが苦手というひとは、牛乳やクリーム、砂糖を入れてしまいがちだけれど、ダイエットの観点からすると牛乳やクリーム、砂糖はNG。砂糖を摂取することで血糖値が急上昇してしまうのだ。

# ブラックコーヒーが苦手なひとにおすすめの飲み方
・無脂肪牛乳を入れる。
・グラスフェッドバターやギーなど、ダイエット効果が期待できるバターを小さじ1杯入れる。
・ココナッツオイルを小さじ1杯入れる

缶コーヒーでも、インスタントコーヒーでもブラックであればOKです。ただし、添加物が入っていることがあるので、成分表示をきちんとチェックして注意しましょう。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

飲むべきタイミングはいつ?最大限のダイエット効果を引きだす方法

「食後のコーヒー」が一般的だけれど、ダイエット中であれば、食前と食後の両方で飲めるといいでしょうと高杉さん。

また、ブラックコーヒーを飲むことで脂肪燃焼効果が高める作用があるため、運動前にブラックコーヒーを飲むのがおすすめ。運動前30分~1時間前に飲むのがベスト。
脂肪燃焼効果を狙うなら「有酸素運動」。ウォーキングやジョギングなどの前に、ブラックコーヒーを飲むのと◎。

さらに、「入浴」も身体があたたまることで脂肪燃焼が促進されるため、入浴前にブラックコーヒーを飲むのもおすすめ。

私は食前にアイスコーヒー、食後はホットコーヒーを飲んでいます。食事で体温が上がるので、最初は冷たいものを飲んでもいいと考えているためです。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

「コーヒーダイエット」の注意点

多くのメリットが挙げられる「コーヒーダイエット」。しかし、デメリットがあるのも事実。コーヒーを飲むにあたっての、注意点をきちんと理解して実践を。

まず1つ目は、胃痛や胸やけの原因になり得る可能性。空腹時に飲み過ぎると胃酸の分泌を促進するため、胃が荒れてしまうことが…。

2つ目は、コーヒーには「タンニン」が含まれているため、歯の着色汚れに繋がるという点。「タンニン」は着色汚れのほか、鉄分の吸収を阻害する作用も考えられるため、飲み過ぎには注意。

3つ目は、カフェインが交感神経を刺激して興奮状態になり、不眠につながる恐れがあるという点。カフェインに敏感なひとは、寝る前は飲まないほうがベター。

そして4つ目は、妊娠中・授乳中はカフェインNGという点。コーヒーを飲む場合は、カフェインレスのものを。
ちなみに、カフェインレスのコーヒーでもクロロゲン酸が含まれている場合が多い。

コーヒーを飲むことで、さまざまな効果が得られますが、逆に飲み過ぎることで胃痛や胸やけ、鉄分の吸収を阻害するなどデメリットも多いです。そのため、1日あたり最大で4杯までにすることをおすすめします。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

まとめ

・基本のやり方は食後にブラックコーヒーを飲む
・コーヒーに含まれる「カフェイン」と「クロロゲン酸」に脂肪燃焼効果がある
・ブラックが苦手な方は無脂肪牛乳やココナッツオイルを入れると飲みやすくなる
・運動前に飲むことで脂肪燃焼効果がさらにアップ。入浴前も効果的
・飲み過ぎると胃が荒れてしまうので注意。カフェインに敏感な方も摂り過ぎないように気をつけよう

コーヒーが苦手でなければ、飲むだけで簡単に取り入れることができる「コーヒーダイエット」。日ごろからコーヒーを飲む習慣があるひとも、ついでにダイエット効果も得られるように、飲むタイミングや飲み方、種類などをいま一度見直してみて。

これを機に、高杉保美さん直々に食事指導をお願いしたいという方は、以下のページをチェック!

取材協力/管理栄養士 高杉保美

text : Yukari Shirai

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