• 心地よく暮らす、ということ。STORYのある女

「30代は、20代の葛藤の答え合わせ」。仕事も恋も引き寄せた美人がお守りにする“言葉”

2019.06.18

チャレンジや出会いの数が多ければ多いほど、当然、いろんなことが起きる。「どんなことも乗り越えられる」と思えるような、自分の人生の軸になる言葉があったら心強い。今回はライフスタイリストの大田由香梨さんが大切にしている言葉をご紹介。

私たちのアイコンである大田さん。オンもオフも、きっときらきらと充実してるんだろうなぁ。そんな想像とは裏腹の言葉が返ってきた。

アラサーは色々と大変な時期。20代、30代と歳を重ねると、考える内容は変わったけれど、やっぱり考えることがたくさんありますよね。

コメント: 大田由香梨さん

心をリセットしたいときや自分を見失いそうになったとき、大田さんにはいつも思い出す言葉がある。それは、“その道”を極めたある二人の人物による教え。

嫉妬、引け目…目先のことでいっぱいになってしまったら

何事もじっくり腰を据えて、丁寧に向き合うのが一番。そう分かっていても、常日頃たくさんの情報にさらされて消耗したり、素敵なひとと出会う中で引け目を感じたりしてしまう。
大田さんはそんな時、仙台「慈眼寺」大阿闍梨様の言葉を思い出す。

種を蒔いて一日で咲く花などありません。

コメント: 仙台「慈眼寺」大阿闍梨

特に20代の頃は“早く結果を出さなきゃ”“この方と比べて私はだめだな”と目先のことでいっぱいでした。

でもこの言葉に出会って、自分の人生を花や木にたとえて、今では行き詰まっても“今はまだつぼみの段階なんだ”“どんな花を咲かせよう?”と前向きに考えられるように。すごく楽になりました。

コメント: 大田由香梨さん

30代になると、葛藤の内容は“20代の葛藤の答え合わせ”になったと大田さんはいう。道に迷った時は、一つひとつを反芻して一番だと思える解を見つけたい。そんな考えに至ったときに、大好きな花に例えた素敵なこの言葉に出会い、いろんなことが腑に落ちたんだって。

やり場のない無力感。ネガティブ感情に包まれてしまったら

ポジティブが最善と分かっている。だけど、時にやり場のない無力感や辛さに呑み込まれそうになることもある。他のひとにこぼすことはない、自分で抱えるしかないネガティブな感情が浮かんだら…。

チベット仏教ゲルク派の高位のラマ、ダライ・ラマ法王14世が説いた数々の言葉を、大田さんは心の内で反芻する。

直接的にも間接的にも 母なるすべての[有情たち]の利益と幸せを捧げ 母[なるすべての有情たち]の被害と苦しみをみな ひそかに私が引き受けられますように

コメント: ダライ・ラマ「心を訓練する八つの教え」 (一部抜粋)

“自分は小さいな”って思ったら、法王の言葉を思い出します。まず法王の存在そのものがピースですよね。チベット動乱の末、数万人の民とともに異国へ亡命されたり、大切な仲間との別れも経験されている。

それでもあらゆる感情も状況を受け止めようという姿勢を貫く姿に胸を打たれます。法王の存在そのものが大好き。

コメント: 大田由香梨さん

自分の苦しみだけでなく、みんなの苦しみもすべて自分が引き取る。そんな法王の説く人間としてのあり方に大田さん自身も憧れるそう。一度訪れた法話の時に配られた題目の書かれた紙は大切に手帳にしまっていて、時折紙を開いては、自分のあり方を見つめなおすそう。

お守りのような言葉、あなたは持ってる?

取材協力 Stylist/Lifestylist/大田由香梨

Channelバックナンバー

心地よく暮らす、ということ。STORYのある女

配信日:火曜日(不定期)

積み重ねて生きていきたい女性のための、衣・食・住 ストーリーの描きかた

text : 門上奈央

supervised by

スタイリスト/ライフスタイリスト
大田 由香梨

ファッション誌のスタイリストとしてキャリアをスタート。のちにその経験をベースに、衣食住の全てをスタイリングする”ライフスタイリスト”として活動。
by.Sチャンネル「心地よく暮らす、ということ。STORYのある女」で火曜日(不定期)配信中!

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