OLの宿命…肩コリには「点より面のツボマッサージ」を。鍼灸師直伝・手足にもある即席ツボ

2019.06.14

働く女性みんなが悩む肩コリ問題。鍼灸師である筆者が、セルフケアのおすすめとして、今回はツボマッサージをご紹介。首肩・肩甲骨のほか、手・腕・足と首肩以外にもあるおすすめのツボ。逆効果になってしまう押し方も、チェックしてみて。

-目次-

OLの宿命…首肩コリの原因

“点より面”でやさしく。まずは首〜肩をつなぐ「胸鎖乳突筋」をほぐして

目の疲れや猫背にも。プラスで強化したいツボを✔︎

首肩以外にもある、おすすめのツボ

まとめ

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OLの宿命…首肩コリの原因

働く女性たちは、首・肩コリに悩むひとは多いはず。とくにPC作業時は、首を前に突き出したり、肩を前にすぼめて背中を丸める猫背の姿勢にどうしてもなりがち。こういった姿勢が首肩の筋肉を過緊張させて血行不良を起こし、コリに。

また、長時間の同一姿勢による眼精疲労や、仕事上のストレスも、首肩コリの原因

“点より面”でやさしく。まずは首〜肩をつなぐ「胸鎖乳突筋」をほぐして

肩コリを解消するには首コリの改善もセットで心がけて。首〜肩につながる胸鎖乳突筋のコリにアプローチを。胸鎖乳突筋とは、耳の下から鎖骨にかけて伸びている首の筋肉で、顔を正面から横に向けると首に浮き出てくる筋肉のこと。

首は神経や繊細な筋肉が集まっているデリケートな場所。強い指圧は、首を傷める原因になるので絶対NG。指の腹を面にして、上下にやさしく胸鎖乳突筋を伸ばすだけで十分コリは和らいでくる。

目の疲れや猫背にも。プラスで強化したいツボを✔︎

ベースとなる胸鎖乳突筋をほぐしたら、特に気になる目の疲れなど、ツボ押しでポイント強化を。

出典: 監修:江波戸

完骨(かんこつ):耳の後ろのコリコリした乳様突起の後ろにあるくぼみ
首肩の血行が良くなる。

天牖(てんゆう)
:あごと同じ高さで、胸鎖乳突筋の後方
首コリが和らぐ有名なツボ。自律神経も整う。

中府(ちゅうふ)
:鎖骨下外端から親指一本下のくぼみあたり
猫背も緩和してくれる。

攅竹(さんちく):眉頭の下のくぼみあたり
目の疲れや、目の奥の重さや頭痛が緩和される。

太陽(たいよう)
:目尻と眉尻の延長線が交わった点より外側にあるくぼみ
眼精疲労や、目の疲れによる頭痛が和らぐ。

広範囲であれば2、3本分の指の腹を面にして、狭い部分であれば指1本分の腹を面にしてやさしく胸鎖乳突筋や各ツボを伸ばしてみて。

首肩以外にもある、おすすめのツボ

首肩以外のパーツにも、肩コリにアプローチできるツボが。手・腕・足のツボをピックアップ。

出典: 監修:江波戸

合谷(ごうこく):親指と人差し指の骨が交わるあたり。人差し指側のくぼんでいるところ
万能のツボと言われ、痛み全般にアプローチできる。

商陽(しょうよう):人差し指の爪の角、親指側
首肩のコリが和らぐ。

少沢(しょうたく):小指の爪の角、外側
首肩のコリを緩めてくれる。

手三里(てさんり):
肘の内側角にできるシワから手首方向に指3本分下
PCを長時間使った腕のコリに良いツボ。片頭痛にも良い。

曲池(きょくち)
:肘を曲げた時にできるシワの外端
首から腕にかけて血行が良くなる。片頭痛の時にも良い。

足臨泣(あしりんきゅう):
足の薬指と小指の間を足首方向に撫で上げ止まったところ
目の疲れを伴う肩コリや片頭痛にも良い。

出典: 監修:江波戸

百会(ひゃくえ):頭頂部にあるツボで両耳の一番高いところと鼻の延長戦が交わる場所
緊張型頭痛や肩コリだけでなく自律神経が整いリラックスできる。

風池(ふうち):首の付け根から頭に向かって首の外側を撫で上げたところ
緊張型頭痛やのぼせなども楽になる。

肩井(けんせい):
首の付け根から指三本分外側
いわゆる肩たたきをする場所で、肩コリや緊張型頭痛が和らぐ。

指でのツボマッサージのほか、セルフお灸もおすすめ。お灸は裏がシールになっている台座灸が温度も選べて使いやすい。まずは低温設定からがおすすめ。ドラッグストアやネット販売で簡単に購入できるから、首肩コリに悩むひとはぜひ一度お灸も試してみて。

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/江波戸 恵美(えばとめぐみ)

2015年渋谷にて、女性のための鍼灸治療院「Ema鍼灸マッサージ治療院」(会員制)を開業。1,000人以上の働く女性や子育て中の女性を心身ともにサポート。東洋医学の啓蒙として執筆や記事監修も行う。スキンケア大学記事監修、ヤーマンメディリフト紹介動画出演など。

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