「おからパウダーダイエット」の方法を管理栄養士が伝授。痩せホルモンが増える?効果は?注意点は?

2019.11.14

ダイエット食材として、いま話題の「おからパウダー」。痩せホルモンが増えるなんて言われていたりもするけれど、そもそも本当にダイエット効果は期待できるか、どんなメリットがあるのか、どう活用するとダイエットに効果的なのか。気になる疑問を管理栄養士の高杉保美さんに伺った。巷で注目されている、その秘密を徹底解剖!

-目次-

手軽さとダイエット効果が話題のおからパウダー

おからパウダーダイエットのメリット

おからパウダーダイエットのデメリット

方法は簡単!食べ物にも飲み物にもかけるだけでOK

管理栄養士おすすめのおからパウダー

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出典: キッコーマン飲料

手軽さが話題のおからパウダーダイエット

豆腐や豆乳をつくるときの大豆の絞りかすが「おから」で、それを乾燥させたものが「おからパウダー」。大豆に含まれる食物繊維がたくさん残っているおからはダイエットに効果的ではないかと注目され始めた。

そして、最近そのおからを乾燥させて粉末状にすることにより、さまざまな料理にかけて手軽に使えることからさらに注目を集めている。

おからパウダーを摂ることで“痩せホルモン”と呼ばれる「アディポネクチン」というホルモンが増えると言われています。

「アディポネクチン」が増えると「AMPキナーゼ」という酵素が活性化されて脂肪燃焼が促進されるのでダイエット効果が高まるでしょう。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

おからパウダーダイエットのメリット

「おからパウダー」の1番の特徴はやはり豊富な食物繊維。おからパウダーおおさじ2杯分で約3g(おおよそレタス1個分)に相当する食物繊維が摂取できる。大さじ4杯程度のおからパウダーで日本人女性が1日に目標とする食物繊維量の不足分が補えてしまう。料理やドリンクにさっとかけるだけで手軽に食物繊維が摂れるのが人気の秘密。

食物繊維以外にも、大豆に含まれる美肌に効果的な大豆イソフラボンやレシチン、サポニンといった脂肪の代謝を促す成分も摂れるのでダイエットにもってこいな食材。

無味無臭なので料理やドリンクにかけても味が変わりにくく、その使いやすさもポイント。また、おからを乾燥させたことで保存がきくようになってより便利に。

おからパウダーダイエットのデメリット

「油を吸収しやすいので揚げ物には適さないでしょう」と高杉さんは話す。余計な油を吸収して体内に入れてしまう。揚げ物を油で揚げるときの衣におからパウダーを使うのは避けて。揚げ物にかけるだけならそんなに油を吸収しないのでOK。

あとは、おからパウダーを食べるときには、水分を多めに摂る必要がある。おからパウダーは不溶性食物繊維が100%。お腹の中に入ると4~5倍に膨らむので水分をしっかりと摂って代謝を促してあげると腸の働きが活発になる。水分を含んで膨らむので1度に大量に摂取するとお腹がゆるくなる可能性も。

油を吸収しやすいという点と水分を多めに摂る必要があるということくらいで、デメリットが少ないのが人気の秘密だと思います。試してみる価値大ですね。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

方法は簡単!食べ物にも飲み物にもかけるだけでOK

出典: キッコーマン飲料

おからダイエットの方法はとっても簡単! 食べ物や飲み物にかけるだけでOK。料理にかければ簡単に食物繊維がプラスできる。

飲み物におからパウダーを入れて食事の前に飲むと、食物繊維が摂取できるので「べジファースト」と同じ理論で食後の血糖値の上昇を抑えてくれる。汁物にかけて食事の最初に飲むのもおすすめ。コーヒーなどに入れても味が変わらないので飲みやすい。

ダイエット中にお菓子を食べたい人はマフィンや蒸しパン、ホットケーキをつくるときにおからパウダーを小麦粉の代わりに使うとヘルシーに。お好み焼きなどもおからパウダーで代用可能。また、お肉料理にかけたり、ハンバーグに入れたりするのも◎。

おからパウダーは、微粒子なものを選ぶと飲み物に溶けやすいのでおすすめです。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

管理栄養士おすすめのおからパウダー

ずばり!管理栄養士である高杉さんおすすめのおからパウダーは何か。教えていただいたのはこの2つ。

出典: ライター撮影

(写真左)豆乳おからパウダー 120g 200円(税抜)

キッコーマン飲料
0120-1212-88
https://www.k-tounyu.jp/cp/okara/

キッコーマン飲料のおからパウダーは、大豆特有のニオイを抑えて、クリーミーな食感で、味もまろやかなので、何に混ぜてもおいしいです。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

(写真右)乾燥おからパウダー 200g 800円(税抜)

LIFEJOY
080-3244-0585
https://item.rakuten.co.jp/lifejoy/009/

LIFEJOYのおからパウダーは、マイクロ微粉加工で、粒子が細かいのが特徴。口当たりが滑らかで、栄養の吸収率も高いです。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

まとめ

・豆腐や豆乳をつくるときの大豆の絞りかすが「おから」で、それを乾燥させたものが「おからパウダー」
・おからパウダーに含まれる食物繊維を摂ることで、“痩せホルモン”と呼ばれる「アディポネクチン」というホルモンが増えると言われている。「アディポネクチン」が増えると「AMPキナーゼ」という酵素が活性化されて脂肪燃焼が促進されるので、より高いダイエット効果が期待できる。
・おからパウダーのメリットは、豊富な食物繊維を摂取できるほか、無味無臭なので料理やドリンクにかけても味が変わりにくく、その使いやすさも人気のポイントと言える。
・おからパウダーのデメリットは、油を吸収しやすいという点と水分を多めに摂る必要があるという点。
・おからパウダーは、微粒子タイプのものを選ぶことで、飲み物にも溶けやすい。
・管理栄養士である高杉保美さんおすすめのおからパウダーは、キッコーマン飲料の
「豆乳おからパウダー」、LIFEJOYの「乾燥おからパウダー」の2つ。

おからパウダーは食べ物や飲み物にかけるだけで簡単に食物繊維が摂取できるダイエットをしているひとにぴったりの食品。何に入れても味が変わらないことから用途が広いので続けやすく手軽なので人気だということが判明。

自宅に1袋、会社に1袋と常備しておいて、食事やティータイムにおからパウダーをプラスすればダイエットと美肌がいっぺんに叶ってしまうかも。

「ダイエット中の食事」についてもっとくわしく知りたいひとは、高杉保美さんの著書『やセレクション ~これを選んで食べたら、15kgやせました~ (主婦の友社)』をチェック!

取材協力/管理栄養士 高杉保美

text : Yukari Shirai

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