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トレンド続行“ワントーンコーデ”も更新を。「STAIR」が仕掛ける2020年春夏のリアルクローズ

2019.11.01

パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京の5都市で年2回行われる「ファッション・ウィーク」。東京にて「Rakuten Fashion Week TOKYO」が10月14日〜20日に開催された。

2016年デビューの、デザイナー武笠綾子(むかさりょうこ)氏が手掛ける新進気鋭のブランド「STAIR(ステア)」が披露した、2020年春夏コレクションをレポート。

「SIGHT」=「視界」をテーマに作品を展開

出典: STAIR

「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」2日目にあたる2019年10月15日(火)。「STAIR」は東京・南青山にあるスタジオで、2020年春夏コレクションを発表した。

自然光が燦燦と降り注ぐなかで開催した、前回の2019年春夏コレクションとは打って変わり、今回は無機質なコンクリートで囲まれた会場をステージにチョイス。

出典: STAIR

「SIGHT」を今季のテーマに掲げ、“曖昧で不完全なものに美を見出し、感情の移ろいを色に託す”全27ルックを展開した。

カラーや素材、テクスチャーで不明瞭な世界を表現

出典: STAIR

ファーストルックは変形マスキュリンジャケットと、裾に向かってほろほろとほぐれていくようなフリンジが繊細になびくスカートの合わせ。

知的な表情のなかにエレガンスが香る凛としたスタイリングに、会場の視線が一気に惹きつけられる。

出典: STAIR

序盤はペールトーンのライラックカラーが中心。目の錯覚を促すようなモアレ柄や、ネオンオレンジのパイピングが印象に残る。

出典: STAIR

中盤からは落ち着いたベージュやアースカラーをメインにしつつ、ブライトなカラーも交えて華やぎを添える。

出典: STAIR

ウエストあたりで螺旋状にひねりを加え、ドレープが徐々にプリーツに切り替わるパターンは見事。

出典: STAIR

脳裏に強く焼きついたのは、ユニークなテキスタイルやファブリック。

出典: STAIR

おぼろげな色彩のポリエチレン風素材や、シアーな素材、グラデーションのメッシュ素材などを巧みに落とし込み、“見えないものを視る”曖昧な視界を表現。

出典: STAIR

ブランドのコンセプトでもある“テクスチャーと意外性の融合を楽しむ”ルックが、新鮮な味わいを残す。

根底に流れるスピリッツは高揚感を覚えるリアルクローズ

出典: STAIR

終盤は、ホワイトやブラックカラーのアイテムで引き締める。

出典: STAIR

紐を結んで模様をつくる技法「マクラメ編」のニットを、スカートやトップスなどに使用。動きに合わせて静かに揺れる様子は、移ろう感情を表しているかのよう。

出典: STAIR

流行が続くオールホワイトのワントーンコーデは、異素材の融合で変化をつけたい。

出典: STAIR

ラストルックは透け感のある素材とメッシュを掛け合わせ、大きな花柄をメタリックなシルバーで縁取りしたシックで華やかなロングワンピース。

リアルクローズを意識しつつ、新たな視点や自由な発想を組み込む「STAIR」から、今後も目が離せない。

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配信日:土曜日(不定期)

by.S編集部が思わず現場でスクショした、いますぐ使える情報をお届け。

text : 松本美香

supervised by

公式
by.S編集部

最新ファッション・美容情報に日々揉まれながら、美の修行中。プライベートではアート、ダンス、韓国、バンド…と個々に芸を肥やす、アラサー世代の編集部。
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