「スープダイエット」の正しいやりかたを管理栄養士が指南。脂肪燃焼スープレシピは必見

2020.01.07

食事の代わりに温かいスープを食べる「スープダイエット」をやったことがあるひとも多いのでは? とくに寒さが厳しくなるこのシーズン
野菜やきのこ類、肉類を入れて火にかけるだけで手軽にできるダイエットだけれど、間違えるとダイエットのつもりが痩せなかったり、リバウンドしてしまう可能性大。

そこで今回は、管理栄養士の高杉保美さん流の「スープダイエット」のやりかたをレクチャーしてもらった。

-目次-

スープダイエットが脂肪燃焼に効果的?

脂肪燃焼にデトックスも?スープダイエットのメリット

3食すべてスープだけはNG!スープダイエットのデメリット

管理栄養士がすすめるスープダイエットのやりかた

ベースと具材の組み合わせは無限大!おすすめスープレシピ

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スープダイエットが脂肪燃焼に効果的?

温かいスープを飲むとダイエットによさそうというイメージがあるけれど、実際のところどうなのか?

高杉さんいわく、温かいものを飲むことで体温が上がるのでその時点でダイエットに効果的とのこと。さらに、水分をたくさん摂ることで代謝が上がり脂肪燃焼をサポートしてくれる。

だからといって、やみくもにスープだけを飲めばいいというものではない。
どのように取り入れると効果的なのか、具材は何を選ぶとよいか、より続けやすくするためにどうしたらよいかなどくわしく聞いてみると…

脂肪燃焼にデトックスも?スープダイエットのメリット

スープには、ダイエットにうれしいメリットが山ほど…!

先ほどの通り、温かいスープを飲むことで体温が上がり、水分もたくさん摂れるので代謝が上がる。脂肪燃焼しやすい=痩せやすい身体づくりになるのが一番のメリット。

それ以外にも、野菜をたくさん入れれば食物繊維がしっかりと摂れるのでお通じがよくなる。お通じがよくなるとデトックス効果や美肌効果が期待できる。

また、出汁、コンソメ、トマト、豆乳などスープのベースを変えたり、入れる具材を変えることでアレンジしやすいので飽きずに続けることができる。
食べないダイエットではなく、野菜やたんぱく質をしっかり摂るので、食べれないストレスがないのも続けやすいポイント。

こんなにもメリットが多いスープダイエット、幅広い層のひとたちから人気を得ているのにも納得。

食事の前に野菜たっぷりの温かいスープを飲めば、食べすぎ防止にもなるし、体温が上がるので消化もよくなりますよ。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

3食すべてスープだけはNG!スープダイエットのデメリット

ダイエットに効果的なことは確かだが、やりかたを間違えると効果は半減どころか逆に太ってしまうことにも。
以下のポイントに気をつけて実践しよう。

スープで野菜やたんぱく質をたくさん摂ったとしても、3食すべてスープだけにしてしまうのは避けて。エネルギー不足で脂肪が燃焼しにくい身体になってしまうかも。
食事をスープだけにするのは1日1食までに。食事に置き換えるなら夜スープだけにするか、朝食の最初に飲んで体温を上げるのがおすすめ。

1回にたくさんつくって、つくり置きしておきたいところだけれど、時間が経つと味が落ちたり、何度も食べて飽きが来てしまうのでご注意を。

管理栄養士おすすめ「スープダイエット」のやりかた

高杉さんおすすめのスープダイエットの取り入れかたは朝と夜の2パターン。

朝は体温を上げるためにスープを取り入れて。
朝のスープには脂肪燃焼を促進するMCTオイルを大さじ1杯程度入れると◎。不足しがちなたんぱく質がしっかりと摂れるように豆腐や鶏肉などを入れて。
少しもの足りないなと思ったら少しご飯を入れてスープご飯のようにしてもOK。

夜はエネルギーは必要ないので、野菜メインの消化にいいスープをつくろう。
野菜がたくさんなら低カロリーなのでダイエットにぴったり。

スープダイエットで注意したいのが塩分を摂りすぎてしまう点。お酢を入れたり、出汁を多めに入れると塩分を足さずに味に深みをつけられる。

ベースと具材の組み合わせは無限大!おすすめスープレシピ

シンプルな出汁ベース、コンソメにトマトや豆乳を入れたり、キムチや唐辛子を入れて辛くするなど、ベースだけでもかなりのバリエーションが。そこに野菜やきのこ類や肉をプラスしてアレンジを効かせてみて。

ここで、高杉さん考案のスープレシピをいくつかご紹介。

# 脂肪燃焼効果バツグンのピリ辛スープ

鶏ガラスープベースにキムチや豚肉を入れれば身体が温まる脂肪燃焼スープの完成。もやしなどを入れてかさましするのも◎。

# 毒出し脂肪燃焼スープ

コンソメベースにホールトマトかトマトジュースを入れて、きのこをたっぷり入れて仕上げにパセリを散らして。

トマトに含まれるリコピン、きのこ、パセリはデトックス効果が高いと言われている。
オリーブオイルを少しかけると風味がアップしてさらにおいしさアップ。

# 豆乳スープ

豆乳に出汁またはコンソメをくわえ、煮立ったら豆腐をくわえるだけの簡単スープ。
消化にやさしいスープなので、内臓の調子を整えたいときにもおすすめ。

# 鶏肉ときのこの豆乳スープ

ベースは出汁でもコンソメでもOK。豆乳を入れることでまろやかになるうえにたんぱく質も摂取できる。鶏肉やきのこをたっぷり入れればそれだけでかなりの食べ応えになるはず。

# 豚肉とねぎの疲労回復スープ

出汁ベースに豚肉とねぎを入れれば、疲労回復&糖の代謝を促すダイエットスープのできあがり。

ねぎに含まれる「アリシン」という成分が疲労回復に効果的。「アリシン」はビタミンB1の吸収をサポートする働きがある。エネルギーをつくり出すビタミンB1は豚肉に豊富に含まれるので、豚肉とねぎを一緒に食べることで疲労回復&糖をエネルギーに変えてくれる。

さまざまなスープに、いま巷で大人気の「おからパウダー」を入れることで食物繊維やたんぱく質も摂れるのでおすすめ。

コンビニやスーパーでも食べるスープのような具だくさんのスープがたくさん売られているので、時間がないときはそれを取り入れるだけでもOKです。

コメント: 管理栄養士 高杉保美さん

まとめ

・温かいスープを飲むことで体温が上がる。水分をたくさん摂ることで代謝が上がり、脂肪燃焼をサポートしてくれる。
・スープダイエットのメリットは野菜やたんぱく質がたくさん摂れること。野菜を食べると食物繊維を摂取できてお通じがよくなるとデトックス効果や美肌効果も期待できる。
・ベースと具材を変えればバリエーションがたくさんあるので、飽きずに続けることができるのも◎。
・スープからの塩分の摂りすぎは注意。
・スープダイエットは朝なら体温を上げるためにMCTオイルをプラス。不足しがちなたんぱく質をたくさん入れるのがおすすめ。夜の場合は野菜中心の具材で消化のよいスープに。
・出汁、コンソメなどのベースに野菜やきのこ類、肉、豆腐などを入れて栄養バランスの整ったスープをつくってみよう。

冷蔵庫の余りものでできてしまうスープでダイエット効果をアップさせて。食べるタイミングと塩分の摂りすぎに気をつけて、野菜とたんぱく質をたくさん摂るつもりでつくればOK。

普段はあまり自炊しないという方もスープだけつくる習慣をつけてみては?ストレスなくスープを飲んでいただけで、気づいたら痩せていたなんてうれしいことが起こるかも。

「ダイエット中の食事」についてもっとくわしく知りたいひとは、高杉保美さんの著書『やセレクション ~これを選んで食べたら、15kgやせました~ (主婦の友社)』をチェック!

取材協力/管理栄養士 高杉保美

text : Yukari Shirai

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