年々盛り上がりが加速する、ビューティ業界。2018年も多くの新作コスメが登場し、時代や天気による今年ならではのトレンドも。話題になったモノやコトをLulucos編集部が総括!
いまや、雑誌やSNSで見ない日はない「イエベ・ブルベ」というワード。4タイプ(春・夏・秋・冬)のパーソナルカラー診断の結果を、コスメ選びのひとつの指標にする女性たちが続出した。
NARS ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーション 各6,100円+税 ※日本国内では18色展開
今年登場した新作コスメは、とにかくカラーバリエーションが豊富。特にファンデーションやアイシャドウなど、20色を超えるカラー展開も。肌色や好みに合わせて、選べる幅がぐんと広がった。
ヴィセ アヴァン リップスティック(左から015,016,017,018,019,020)各1,600円+税(編集部調べ)
黒や青など「どう使うの?」と目を疑うような色のリップが、各ブランドから続々登場。手持ちのリップに重ねづけすることで、手軽にニュアンスチェンジが可能。何通りも楽しめると大人気に。
ディオール カプチュール ユース クリーム1種、エキスパート セラム5種 各11,500円+税
一人ひとりの肌悩みや、ライフスタイルに合わせて選べるスキンケア製品に注目が集まった。複数アイテムのレイヤリング・ミックス使いで、女性たちの多様なスキンケアニーズに対応できる時代に。
(左)インテグレート ボリュームバームリップ N 【数量限定品】500円+税(ローソン価格)
(右)パラドゥ ミニネイル 全6色 各300円+税
ミニバッグ旋風に合わせるように、通常の約1/2サイズのコスメが豊作だった。特に話題をさらったのは、コンビニ限定のコスメ。お手頃な価格とどこでも買える手軽さが、人気に拍車をかけた。
ちふれ 口紅 (詰替用) 549 350円+税
350円と超プチプラなのに色気あふれる唇になれる、とSNSを席巻した口紅。“エロリップ”と称され、話題になりすぎて完売店舗が続出。出会えたら奇跡とまで言われ、幻の一本となった。
マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ(左からテディ、コルク)各500円+税
ひと塗りで儚げな愛されまぶたが叶う、と爆発的な話題に。500円とは思えぬクオリティに、コスメオタクたちからも絶賛の嵐。テディ、コルクと可愛らしい色名で、全世代からラブコールが止まらない!
2018年はKANEBOをはじめ、日本のブランドが大躍進。国内はもちろん、海外からも、伝統を重んじる精神や、最新のサイエンスに基づいた高品質な商品開発が評価されている。
アムリターラ エイジ ソリューション クリーム 9,600円+税
糖化とは、食事などから摂った余分な糖質が、体内のたんぱく質と結びついて、細胞などを劣化させる現象。シワやシミの原因になるだけでなく、あらゆる病気との関係も指摘されている。美容業界では「抗糖化」を促進するスキンケアアイテムが多数登場した。
エンビロン モイスチャー1セット 7,600円+税
肌トラブルの最大の原因は、加齢よりも紫外線による“光老化”。すこやかな美肌を保つためには、ビタミンAが不可欠。しかしビタミンAは毎日浴びている紫外線によって破壊され、減少してしまうもの。スキンケアでたっぷり補給できるアイテムに注目が集まった。
2018年の肌トレンドといえば“セミマット”。ツヤでもマットでもなく、表面はさらさらなのに内側のみずみずしさを感じさせる質感。ハイカバーしすぎない、素肌感を残す仕上がりがいまっぽい。
(左)エテュセ オイルブロックベース <部分用化粧下地> 1,200円+税
(右)セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 600円+税
記録的な酷暑となった、今年の夏。炎天下でも美しいセミマット肌を保ちたい、という女性たちの願いを叶えてくれる“皮脂テカリ”防止アイテムの人気に火が付いた。
クラランス フィックス メイクアップ 50 mL 4,000円+税
メイクアップの最後にシュッと一吹き! メイクをぴったりと定着させ、崩れにくくしてくれるフィニッシングミストが、猛暑をきっかけに仕上げの新常識となった。